株式会社朝日ラバー

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環境・社会活動報告

お客様視点のものづくりの追求

お客様の立場に立った品質を大切にしています

(1)朝日ラバーの品質方針

朝日ラバーの品質方針で大事なことは、「お客様目線の品質」を大切にすることです。得意先クレーム“ゼロ”や法令遵守に取り組むことは当然ながら、お客様のニーズを的確に把握した製品を開発し、資源と時間の無駄を省いた生産活動に取り組んでいます。私たちは常にお客様の視点や立場に立った品質づくりを目指しています。

(2)品質保証と管理システム

昨年度までの重要な取り組みとして、ISO9001やISO14001の改訂を機に事業プロセスの見直しを行い、事業プロセスと最新の国際基準を統合・一本化させ、統合マネジメントシステムとして構築しました。今後も着実にPDCAを回して継続的改善に取り組んでいきます。品質管理の主な取り組みは工程品質保証活動です。次工程に不良を流さないようにするため、品質実績を徹底解析し、原因を究明し、恒久的な対策を計画していきます。また品質会議や設計DRで横断的な課題や対策の進捗状況などのレビューも実施しています。不良発生の未然防止策として重要なプロセスであり、その力量を高めていきます。

(3)品質は朝日ラバーの「土台」

土台を構成するのは人材に他なりません。問題の発見力と解決能力を磨くべく、さらなる管理技術と、ゴムの能力を最大限に発揮するための固有技術を身に付け、人として常に学ぶ姿勢を持ち、絶えず良質な品質をお客様にご提供し続けていきます。

環境にやさしいものづくり

(1)朝日ラバーの環境方針

私たちは環境問題が人類共通の重要課題であると認識し、「環境にやさしいものづくり」をスローガンとして掲げ、関連法や省エネ法の遵守を行いながら、生産性向上および、生産過程での供給原料の量に対する製品量の比率(歩留り)を高めることで、資源使用量を低減する努力を日々続けています。これからも事業の成長を通じて環境保全と社会への貢献を高めていきます。

(2)環境活動の様子

昨年度も、法規制の遵守、有害物質規制の遵守、廃棄物の削減やエネルギーの削減などを方針に掲げ、環境考慮のものづくりを推進してきました。具体的には、福島工場にも自家消費用の太陽光発電を設置、白河・福島工場内照明のLED化を促進するなど、CO2の削減効果を高めました。また電熱プレスには、新開発のオリジナル保温ジャケット設置も広がり、更に放熱ロス削減とともに冷房負荷を低減しました。このように環境・省エネ委員会を中心とした草の根活動は、全社の環境意識向上へとつながっております。東日本大震災を経験した福島県にある企業として、これからも環境にやさしいものづくりを目指していきます。

代表取締役社長
渡邉 陽一郎