株式会社朝日ラバー(本社:埼玉県さいたま市)のキャップ付LED製品:「ASA COLOR LED」は、蛍光体を配合したシリコーン製ゴムキャップを青色LEDに被せることで、10,000色以上のバリエーションを提供できる製品です。独自の「色と光のコントロール技術」を生かして、デザイン性を向上する中間色の対応や調色(色合せ)と色・明るさのばらつきの小ささを特長に、自動車の内装照明や、施設照明などの一般照明向けに提案してまいりました。
近年、LEDの省エネルギー性や優れた環境対応性が評価され、様々な分野にLEDを用いた照明が普及してきました。当社では、市場や用途ごとの顧客ニーズに対応するため、最大手のLEDメーカーであり、ライセンス契約している日亜化学工業株式会社様との連携を強化し、顧客ニーズに合わせて製品ラインアップを標準化し、LED照明の実用性を拡げて普及に貢献してまいります。
1.製品ラインアップの標準化とは
LED市場では、光効率、ばらつき、演色性、価格に対する対応が求められています。当社の「ASA COLOR LED」は、独自の技術で顧客ニーズに合わせてLEDの光のバラつきを均一化し、演色性の高い製品にも対応できるカスタマイズ製品として展開してまいりましたが、競合激化により価格対応が求められていました。
これまでの実績による市場と顧客ニーズの調査を生かし、標準化することで、顧客の求める調色(色合せ)のスピードアップや色度スペックを更に狭小化でき、低価格に対応をすることが可能になりました。従来のカスタマイズ製品と合わせて、より一層の顧客満足につなげます。
2.標準化その1・・・252種類の白色系照明をラインアップ
市場
自動車内装のインジケーターなど表示機能に求められるLED照明は、色ばらつきの少ない白色系の光が求められています。また多品種少量ながら価格対応も求められ、LEDメーカーもその対応に取り組んでいます。
標準化
3.標準化その2・・・照明規格のJIS、ANSIの規格外にも対応
市場
白熱灯や蛍光灯が主流の照明分野では、日本基準のJIS規格の5色、また米国基準のANSI規格の8色の規格範囲が定められています。LED照明でも同様の規格が求められ、さらに規格範囲内の狭小化や、さらにこの規格外の照明への対応も求められています。
標準化
以 上